写真中央にいる帽子の女の子。このメンコイ4才の孫にね、春になったらみんなで草餅ついて食べようって、雪深い頃に言ったんですよ。
そのときのこの子の頭の中は??がいっぱい。『えっ、草? くさなんか食べるのやだナ』・・・ンで、きっぱりと断りました。
「草やだ!草きらい!きな粉のお餅がいい。」
このまま大人になる訳じゃない。どうせどこかで気付くんだから、ま、いっか。
いや、良くない。ここは流してはいけない。春になったら自分でヨモギを摘んで、いっしょに草餅を搗こう。買ってきて食べさせたんじゃダメだ。多少めんどうでも餅米を蒸して臼と杵で搗くんだ!なんてね。
連休の一日、仲間が家族で集まるのに合わせて、何年かぶりで餅を搗いたんです。アンコを入れてまるめた草餅と白い餅。もちろん本人も喜んで草餅を食べてました。
終わって、タワシで臼を洗いながらちょっと感じたんです。いい時間だったなってね。