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心が数百グラム軽くなります

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くぐもった冬景色を見慣れた眼に、この明るさはなんということでしょう。 工房の手前100Mほどの道沿いにある湿地に、ミズバショウが開きました。冬のあいだ、気付かずにこびりついていた寒さと暗さの心の垢が、ウェディングドレスのような仏炎包の白さにそぎ落とされます。 この湿地(北海道では通常やち<谷地>と呼ばれる)が湿地らしいのは今の時期だけ。 小さな雪解け水の水溜りは、おたまじゃくしが蛙になるころには水草で覆われ、やがて背丈を越すほどの一面のヨシ原にかわります。

春です!!

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モジモジとぐずっていた春が、ふっきれたようにズンと目の前に姿を現しました。 すごい勢いで雪が消え始め、アオジ・ウグイス・ヒバリなど遙か南西諸島やインドシナで越冬した小鳥たちが待ちきれずに帰ってきました。 半年振りに顔を見せた土の上には、籠いっぱいの蛍光グリーンのテニスボールを撒き散らしたかのようなフキノトウの薄緑色。今日はいきなり6月の気温とか・・。これまで時々トップページのFrom Factry欄に書き込んでいた独り言を、春に合わせて気分一新、ブログとして移設することになりました。頻繁に更新することはできないかもしれません。自分なりのペースで、気負わずできる範囲で続けていきます。