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鏡視下肩峰下除圧術

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そんな訳で(何が?)、かかりつけの整形外科医の薦めもあって、体調不良の一因である左肩の骨を削ることにした。半年前から悩まされている関節や筋肉痛とは、痛みの原因としてはまったく異なるのだが、余計に出っ張った骨の一部が左肩を吊り下げている腱板に引っ掛かって、動かすと痛みを伴うようになっていた。 5年前にも似たような手術をして、断裂してしまった右の腱板を4本のチタンボルトで固定してもらったのだが、今回もほぼ同じような手術。ただ、腱板そのものをさわるわけではなく、骨を削るだけなので回復は早いという説明だ。 切開する訳でなく、内視鏡などを挿入する4本の穴を開け、関節周辺に水を注入してバルーン状にし、その水の中で作業を行うらしい。全身麻酔が効いていて自分で見られないのが残念だが、内視鏡の画像をモニターで見れたらいいのにと思う。   縫合などのダメージは少ないので退院は早めだが、その後のリハビリはそれなりに掛かるし、面倒でもサボらずに続けるように念を押されている。数年間通い続けているこの病院はスポーツ医学の権威を何人も抱え、手狭になった今の病院の隣接地に近代的で大きな病院を新たに建て替えているのだが

割り箸の袋の裏

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孫たちがお年玉をもらってひとしきりはしゃぎまわっていたが、別の部屋で遊ぶように促されると、それほど望んでいた訳ではないのに急に静かなオトナの時間に変わった。 おせちを肴に、痛風持ちの哀しさ故、ふだんはなるべく遠ざけている日本酒をチビチビやりながら、こんなときでなければあまり話すことのない、親戚の話や子供の頃の思い出をポツリポツリ。 ゆっくり過ぎてゆく時間と共に、みんなで盛り上がるほどのこともなくなり、黙って手酌しながら昔の同じような場面が想い出されてきた。   とくに誰からということは無いのだが、やはり年長者が唄い出すことが多かったように思う。抑え気味の唄声を、座ったままで、遠くを見ながら部屋に放つ。間を置かずに手拍子が入り、合いの手も追っかける。 半世紀も前のこと。若かった自分が唄えるわけではなかったが、宿や山小屋の灯りの下のそんな時間が好きだった。街にいるときにはアフロヘアを膨らませ、コンポラスーツで身を固め、R&Bに魂を震わせて、邦楽なんてクソだと言いながらだ。   そのころ耳に入った民謡や歌謡曲を、なぜか今でも想い出すことがある。終わりまで覚えている曲など無く、たいてい

ホワイト?クリスマス

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昨日の工房の最高気温はー4℃、最低がー10℃と、そこそこ冬らしい寒さではありますが、雪が無いんです。気象台の露場こそ芝生がうっすらと白くなっていて積雪1センチだそうですが、街中どこを走っても道路は乾燥した夏道。各地のスキー場は開店休業、いやいやオープンさえできていないところが続出とか。そのかわり、ウンザリするような雪との格闘もまだゴングが鳴りませんし、除雪屋さんたちも出動ゼロと大助かり。 工房周辺こそ気温が低いせいで街の中よりは雪が残っているのですが、窓から見える景色は11月7日にUPした画像とゼンゼン変わっていません。それでも雪のない地方の方達から見れば十分ホワイトクリスマスということになるのでしょうか。札幌でクリスマスイブに雪がないのは1978年以来の41年ぶりだそうです。 なんだかちょっと物足りない気持ちが拭えないのは、北国の生活者なら皆おなじでしょうか。

蜂窩織炎って何なんだ?

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もう1ヶ月近くにでもなるだろうか。 神戸で41才の警察官が亡くなったというニュースを耳にした。交番勤務の若い頃、「公園にフェレットがいる!」という通報があり、捕獲した際にそのフェレットに噛まれたのが原因で蜂窩織炎(ホウカシキエン)という感染症にかかり、17年間の入退院の末に帰らぬ人となったという。   こんなインパクトのないニュース、普段なら頭の隅に引っ掛かることも無く右から左に消えていくのだが、我が身に起きた耳慣れない<蜂窩織炎>を聞き取ってしまったら気になって仕方ない。 一時期の全く起き上がれないほどの痛みは無くなったし、『酷い状態は収まったから、あとは気長に薬で治すしかない』という医者の言葉に頼るというか信頼していたが、同じ病気の人が長期の闘病の末に死亡とは・・。   まあ、ニュースになるくらいだからよほど稀なケースではあるのだろうけれど、今ひとつ嫌な感じを払拭できないのは、もう4ヶ月も経つのに治った感じがしないからだ。 このところ足先の腫れや痛みはないが、膝、肘、肩、腰、首など、毎日どこかの関節や筋肉が痛んでかなわない。1カ所が長く続くことは無いのだが常に何処かしらが動かせない

やっと? いよいよ?

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先週の暖色メインの明るい景色が、いっきにモノトーンの冬景色に変わってしまいました。 平年よりも10日遅く、午前中からショボついていた雨が昼過ぎに雪に変わり、どこか懐かしさも呼び覚ます見慣れた風景に置き換えられています。   この時期、毎年のことながらタイヤ交換のタイミングが頭の中に澱みます。 積雪初日の平年値を軸に、雪の気配があろうがなかろうが自分で決めたとおりに交換してしまう意志力の強い人。天気予報を気にしながらも怠惰には勝てず、一日延ばししているうちに白いものを見てしまう人。「初雪なんてすぐに融ける」と、内心の焦りを敢えて顔に出さずにいても、夜になってクルマを置いて帰宅する後悔繰り返し型のひと。  そういう自分も、昨日の朝タイヤ交換を済ませたギリギリセーフ型のひとでした。