本州以南の人達からは斜め下目線でフンッと言われそうですが、このところ北海道でも26~27℃の夏日が続き、いささかウンザリ気分に支配される昼下がりです。
そんな先日のこと。汗ばむ作業の途中で喉をうるおそうと冷蔵庫からお茶のペットボトルを取り出し、そのまま口をつけてゴクゴク飲んだのです。
身体が要求する必要量を超えるほど喉の奥に流し込み、最後のひとふくみを口の中で楽しんでいるとき、、、何やら歯に触れるような違和感が!!
ウン?? 舌の先で確かめてみるとツルンとした丸いものらしい。
ああ、タピオカだ・・・・? いや、そんな訳ないだろ!
口の中に残った物体をそっと歯で噛んで確かめながら、手に持ったペットボトルの底に5センチほど残ったお茶をのぞき込む。
ウワッ!何だコリャ! 真っ黒いタピオカのような、いや、直径1,5センチほどの小さなマリモのような物体が5~6個浮き沈みしている。と同時に口の中の不気味なヤツが顎のちからを奪い取って唇を半開きにする。
冷蔵庫の過信でした。
長く飲みかけのまま放置したお茶を疑いなく口に運んだ自分の失敗です。これは言い訳になるし製造元のキリンに恨みもありませんが、このお茶は<生茶>というもともと濁ったヤツだったから気付かずに飲んでしまったのかも。これが澄んだタイプの飲み物なら、あるいは口に持っていく前に気付いたかもしれません。
今でも口の中にプニュッとした真っ黒クロスケの歯触りが残っていて、思い返すたびに感触がよみがえるのです。
さらに、もう何年も前のことですが、パック入りの牛乳をガブ飲みしたら、口中が杏仁豆腐でいっぱいになってノドが詰まりそうになったことも思い出します。
これを読んでいて気分が悪くなった方スミマセン。冷蔵庫の過信はいけませんね。