軽量で高強度なプラスチック製品を作る方法として、バキュームインフュージョンという真空成形法があります。
一方から樹脂を送り込みながら、余分な空気や樹脂を極限まで吸い出し、その状態で固化させるというものです。
画像は、準備が終わってこれから注入を開始するという段階ですが、このようにチューブだらけの状況を見るたびに、子供のころに見たアニメの場面を想い出すのは私だけでしょうか?
悪い博士の秘密の研究室には、チューブや電線が何本もセットされた怪しい装置があり、スイッチが入れられると煙や閃光の中から人造人間が起き上がってくるという場面。
鉄腕アトムだったでしょうか、それとも違うマンガだったでしょうか、否、アニメではなく何かのドラマだったでしょうか?
とにかくこういうシチュエーションは一度や二度ではなく見てきたような気がします。
こういう作業をする度にそんな印象が蘇るのですから。
このところ寒暖の差が激しくて、一昨日は今年初めての夏日だったのに、今日は日勝峠や天馬街道が雪の為に通行止めとか。片付けたストーブをふと目で探す自分が居ます。