今朝がた出勤すると、またヒグマ達の痕跡。
工房から道路を挟んで15メートルのところにフキの密生する草叢がある。
フキなんかこの辺り一帯のどこにでもある。
いくらかたまって生えているからと言って、山菜目当てに来る人たちもこんな道路際の埃っぽいヤツを採って行く人はいない。
そんな場所なのに、何年かにいちどはヒグマがここを見つけて餌場にする。
あまりにも道路際なので身を隠せる訳もなく、もしクルマが通りかかったとしたら、当のヒグマもドライバーも跳び上がるほど驚くに違いない。
5メートル四方のフキが食いちぎられ踏みしだかれ、山のようなウンコも何カ所か。
昨日帰るときには荒れた様子はなかったから、昨夜から今朝までか。
状況からするとあの親子だろうか?
顔見知りのオジサンがクルマから降りてきた。
「そこのあれ、クマだべ。やべーんでないか、ここに居たら。」
ご心配ありがとうございます。 いい〜んです。
じつは工房の回りをグルッと歩いた跡があるんだけど、言わないでおこう。