今朝、病院の待合室で昨日の熊たちを想い出しながら前記を書いたのだが、薬を貰って仕事場に出勤して来ると、工房の周辺の道路のあちこちに熊たちのしるしが置かれていた。
この時期の主な食べ物はフキだから、そのアクでウンコがおもいっきり黒いのだが、それにしても親子3頭分とはいえ、ほんの100メートルほどの間にこんなのが6カ所とは・・。全部で何キロあるのか?
自然界で平らな開けた場所と言えば川原か海岸、その他には人間の作ったこの道路くらいなもの。昨夜からこのあたり一帯の路上でゴロゴロしながらくつろいでいたのだろう。
工房からカメラを持って引き返し、写真を撮ろうとしていると傍の笹薮からガサつく音が! ンッ?落とし物の主たちかな?・・と一瞬緊張したが、若いメスのエゾシカが首をのばし、柔和な眼でこちらを見ていた。
どのウンコもクルマに轢かれていないし、表面が乾いていないところを見ると、ついさっきまでここにいてしゃがみ込んでいたようだ。そんなこと、想像させてくれるだけでも嬉しいじゃないか。