夏の・・と云っても日本のような酷暑ではなく、<南半球の楽園>の形容に似合った優しい季節のニュージーランドから帰ってくると、北海道はいきなり暴風雪警報を伴った春の嵐。
今シーズンは少雪に終わるものとどこかでタカをくくっていたが、南寄りの風がもたらすドカ雪はまるで西日本の豪雪のように重く、腕に肩に腰に非日常の負担を強いるし、除雪機でさえ悲鳴を上げそうだ。
昨日は朝から夕方まで腰まで積もった雪と格闘し、今日も残ったヤツを吹き飛ばしてやっと降伏させたが、昼を過ぎるまで掛かってしまった。
一息ついてから、外の景色にカメラを向けてみたが、どっちを向いてもまったく色彩の無いモノトーンの世界。
思いついて同じモノトーンでも動きのある画像を貼ってみた。
ニュージーランドは南島、ホエールウオッチングで世界的に有名なカイコウラという小さな港町。マッコウクジラの観察を終えた後、船長がさらなるサービスとして乗客を喜ばせてくれるイルカウオッチング。
デッキに立つ乗客の、横から前からダスキードルフィンという小型のイルカたちが競うように飛び上がり、船上の人々から歓声と喝采をもらう。
工房周辺のスケッチでもなければ、カヤック製作とも関係ないが、間遠になったこの欄でときどきニュージーランドのちょっとした情報を書いてみることにしよう。