怪しい研究室のベッドの上に寝かされた人造人間には、無数のチューブがつながれ・・。
子供の頃に見た漫画に出てくる、悪い天才博士が死体に命を吹き込むシーンはいつもそんなカットで始まったように思います。
四半世紀以上もカヤックを作ってきて、より高い完成度は自分の手と目が作り出すと信じてはいたのですが、作り手が一人だけではない状況と製品のさらなるグレードアップのために、画像のようなバキュームインフュージョン工法を採用することにしました。
こんなふうにして作り出されるFRP製品は、余分な樹脂を吸い出されて対重量比でこれまでよりも強度の高い製品になっていきます。