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ビッコのキツネ

この2週間は晴れの夏日が断続的に続き、初夏らしい気候のうちにライラックの花が終わり、代わってアカシアが純白の花房を垂らしはじめました。待てども進まぬ季節にいじめられた、あの雪解け後の日々の重さを吹き飛ばしてくれる、北国の生活者がいちばん待ち遠しかった6月の風です。先週は躍動と若さの<YOSAKOIソーランまつり>が、そして今週は北海道神宮祭(通称札幌まつり)で街もにぎわいました。
そんな2週間の間に、脚を傷めたルルは自分自身でケガを癒し、なんとか持ち応えることに成功しました。複雑骨折であれば患部が壊死するか、それとも餓死が先か、必然の結果がクールに待っていたのでしょうが、幸いそれほどでもなかったようです。
とはいっても、元どおりになるなる訳もなく、早足になるとピョコタンピョコタンと弾みますし、後ろから見ると悪い方の脚がヘンな角度に曲がったままです。
これまでに四回骨折し、二度は入院したものの、あとの2回は病院に行かずに我慢して治した自分としては、ルルを見ていてそれが特別なこととは思いませんが、初めの数日は唸らずにはいられないほどの痛さと高熱が出るのが常なので、薬も無いのによくそれに耐えたものです。

でも良かった。なによりこれで子どもたちがその命をつなげます。それに、見ていてちょっとうれしいのはオスのショーンがずっと寄り添っていること。なにもしてやる訳では無いけれど、なるべく近くにいて見つめ続ける表情からは、優しさといたわりが伝わってきます。

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